十三仏御尊像のご紹介です。その2-釈迦如来

釈迦如来は大乗仏教で信奉される如来に属す尊格で、その名が示す通り釈迦が神格化した仏尊です。サンスクリット語ではシャカ・ムニ(Sākya-muni)で、音写で釈迦牟尼仏、釈迦文尼、釈迦牟曩などと表記されます。シャカ・ムニは本来「シャカ族の聖人」という意味です。

釈迦如来は釈迦(ゴーダマ・シッダールタ)が仏陀(悟りを開いた人のこと)となった姿を現した如来で、大乗仏教では釈迦如来も数多いる如来の一柱に過ぎないと解釈されます。そのため釈迦如来は過去にも存在し、釈迦は人として釈迦如来が現世に現れた姿です。

ご利益として釈迦如来を信奉すると煩悩が消え、不安や恐怖が取り除かれ、神通自在の境地に至れると言われています。

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